GitLabとJenkinsのインテグレーション

GitLabプロジェクトへのプッシュごとにJenkinsビルドをトリガーします

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概要

GitLabはフル機能を備えたソフトウェア開発プラットフォームです。GitLabで提供される強力な機能に含まれる、ビルトインのGitLab CI/CDを使用すると、CI/CDの外部ツールを統合することなく、アプリケーションのビルド、テスト、デプロイが実行できます。

しかし、多くの組織では、デプロイプロセスにJenkinsを使用しているため、GitLab CI/CDに切り替える前にGitLabを導入するには、Jenkinsとのインテグレーションが必要になります。また、現在のプロジェクトで確立されたインフラストラクチャを変更できないため、アプリケーションのビルドとデプロイにはJenkinsを使用して、他のすべての機能に関してはGitLabを使いたいという組織もあります。

GitLabとJenkinsのインテグレーションにより、Jenkinsを使用してプロジェクトを簡単に設定・ビルドでき、GitLabのUIから直接結果が出力されます。


動作の仕組み

  • GitLabマージリクエストにJenkinsの結果を表示: プロジェクトにGitLabのJenkinsインテグレーションを設定すると、プロジェクトへのプッシュごとに外部のJenkinsインストール上でビルドがトリガーされ、GitLabはマージリクエストウィジェットとプロジェクトのパイプラインリストからパイプラインのステータス(成功または失敗)を直接表示します。
  • ビルドログにすばやくアクセス: ビルドログを確認したい場合は、結果バッジをクリックするだけで、GitLabがJenkins UIのパイプラインに移動します。

メリット

  • 簡単かつ迅速に設定可能: Jenkinsは、プロジェクトのインテグレーション設定から直接、GitLabエンタープライズエディションに簡単に統合できます。JenkinsサーバーでGitLabの認証を設定するサービスを有効にして、JenkinsがGitLabとの接続方法を認識すると、すぐに使用できます。
  • GitLabを活用したワークフローの維持: Jenkinsでビルドを実行していても、新しいアイデアのディスカッションから本番環境へのデプロイまで、他のすべてをGitLabで処理できます。Jenkinsインターフェイスを使用する必要があるのは、失敗が発生した場合など、詳細情報を取得したい場合のみです。

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